ふと…思ったのですが、腸内細菌サプリメント、乳酸菌飲料って毎日とか、
一日1本だったり毎日摂取するものが多いですよね。
という事は、毎日入れないといけないくらい腸内細菌って減ってるの?
そうだとしたら、腸内細菌って寿命があるの?
そんな疑問がでてきました。
この腸内細菌(腸内フローラ)の事は、まだまだわかっていない事も多いのですが、
今わかっている範囲でお伝えしようと思います。
まず、私たちが胎児の時のお話し!
お母さんのおなかの中は無菌状態と言われているので、もちろんその時には腸内細菌も存在していません。
産まれてから、環境に触れることで、口から菌が入り腸内細菌ができあがっていくといわれています。
その辺をもっと詳しく知りたい方はこちらの本がおすすめ!
では、赤ちゃんの時にできた腸内細菌が一生、腸内にありつづけるのか?
どうおもいますか?
そんな一途になってくれることはありがたいのですが、同じ細菌が一生いてくれるなんてありえないんじゃないかな?と思ってしまいます。
実は、腸内細菌は条件が整っている環境であれば、世代交代をしながら無限に分裂していくと言われています。
えっ?じゃあ腸内細菌サプリメントなんていらないんじゃないの?
たしかに!
ちゃんと腸内細菌の居心地のいい腸内環境にしていれば問題ありません。
これは理論上の問題で、
例えば、添加物を一切食べない、良質な土で育った無農薬の野菜を生で食べる。
肉もホルモン剤などを打っていない野山で駆け回った動物を捕まえて食べる。
アルコールやジュースを飲まない、電子機器を使わないなどなど。
う~ん、現代人の生活でそれをするのは、ほぼ不可能ですね。
それくらい今の生活は腸内細菌の居心地の悪い状態をつくっています。
そうなると、選択肢は3つ!
1.今の腸の状態のままでいる。
2.大自然に引っ越して昔のような生活をする。
3.今の生活を維持しつつ対策をとる。
どれも正解で、どれを選んでもいいと思います。
もし、自分が選ぶとすれば、現代の便利な生活は手ばなしたくはないけど、
お腹の健康も欲しいので、3にします。
あなたはどれが良いですか?
もし、今の生活を維持しつつ、腸の健康を維持したいのであれば、常に腸内細菌を入れ替える必要があります。
では、どうやって入れ替えればいいの?という疑問がでてきます。
元々動物は、草食でも肉食でも自然に生えている物や土の上で食事をします。
そうすることで、食べ物と一緒に自然界にある菌ごと、口の中に入ります。
それを繰り返すことで、自然に腸内に細菌が住みつきます。
現代の人間はどうでしょうか?
除菌、消毒、添加物、いろんな形で生活の中から菌を排除しています。
その結果、必要な菌も体に入れることができず、腸内細菌のバランスを崩しています。
では、こうするのはいかがでしょうか?
【必要な菌だけ体に入れる】
え?そんなことできるの?と思われるかもしれませんが…
できます!!!
腸内で活躍する菌として有名なのが、乳酸菌やビフィズス菌です。
いま言われている人間の腸内細菌の種類は約3万種、100兆個~1000兆個、1.5㎏~2㎏あるといわれています。
乳酸菌やビフィズス菌はその中の一つ。
もちろん!これらの菌も腸内で活躍してくれているのですが、それだけだと足りません。
では、他にどのようなものが必要なのか?
それが、
タンパク質分解菌群、セルロース分解菌群、油脂分解菌群、デンプン分解菌群です。
【菌群というのは、同じ機能をもっている複数の菌の総称です。】
これらの働きのおかげで、食べものを分解し、人間が吸収できる形にして、健康なウンチを作ることができます。
コチラからご覧ください。
この中に菌の寝床として【オカラ】が入っています。
腸内細菌として必要な様々な菌がこの中で眠っています。
これを水と一緒に飲むことで、眠っていた有用細菌が目を覚まし、
あなたの腸内で活躍してくれるでしょう!
実際にかれこれ1年半以上使用していますが、毎日気持ちいいくらい快便、快腸です!
もう一つ大事なことは腸内細菌は免疫にも重要な働きをします。
免疫物質をつくる時の材料は腸内細菌が出しています。
今の時代、特に重要かと思います。
外から体内に菌を入れないようにする方法ばかりではなく、
自分の抵抗力を上げることも重要だと感じています。
是非、この情報を使って自分やご家族、周りの方々の体を守っていただきたいです。