冬って寒いし、暗くなるの早いし、空もどよ~んとしてるし、なんだか憂鬱な季節であんまり好きな人はいないんじゃないでしょうか?
人間ってそういうもんなのかな~って思ってしまいます。
ちょっと子どもの時を思い出してみしょう。
冬はどんな風にすごしていたかな?
あっ!雪がふったらテンション爆上がりでした!
暗くなっても大人に注意されるまでひたすら走り回ってた記憶があります。
あなたもそうだったんじゃないですか?
ということは、大人になるにつれて冬がきらいになっていった。
そういうことになります。
なぜなんでしょうか?
年をとったからかな?そして寒さに弱くなった?
でも、なんで年をとると冬が嫌いになるのでしょう?
自分なりに仮説をたててみました。
我々がまだ子どもで純粋にものをみていたころも冬はさむかった。
はやく雪が積もらないかな~と待ち遠しかったくらいです。
子どもの頃は、【冬=楽しい】だったんです。
薄暗い中で遊ぶのが、また特別感を感じていてちょっと大人になった気分!
今はどうでしょう?【冬=嫌なもの、寒い、暗い】
大人になるにつれて変わったのは、【冬に対するイメージ】です。
いつの日からか、繰り返し【冬=悪い】というイメージを植え付けられ、それを信じ込んでしまっているために冬が嫌いになっているんです。
冬は子どもの頃から寒いし、なんなら最近の冬は昔に比べて暖かくなっているようにも感じます。
実は!変わったのは自分の脳みそです。
今まで体験した情報に反応して、体が様々な症状を起こします。
ちょっと話はそれますが、現在うつの種類に春うつ、夏うつ、秋うつ、冬うつがあります。
これはその人にその季節が合わない為ではなく、春うつであれば【春】というキーワードに反応しています。
もしかしたら、その人は過去に春に嫌なことを何回か経験していたのかもしれません。
本当は春は関係ないのに、脳内では春に嫌なイメージがくっついてしまっています。
こうやってある一定の条件が満たされると、体が反応してしまうんです。
話を戻しますね。
毎年冬になると、また今年も寒い季節になっちゃったよ~暗くなるのが早くていやだね~
なんて話を耳にしているんじゃないでしょうか?
毎年それを聞いているうちに脳が【冬=悪いもの】と学習してしまうんです。
赤ちゃんにレモンを見せても唾液は出ませんが、大人に見せると唾液が出ます。
イメージが体を動かすという事はみなさん経験していると思います。
経験を積み上げていく事で、知らず知らずのうちに外の情報に体が反応しているということなんです。
では、すでに冬が嫌いになってしまっている場合どうすればいいのか?
ココが気になる所だと思います。
その方法は1つ!その脳の情報を上書きしてあげればいいんです。
どういうことかといいますと、
【冬に楽しいことをやるんです!】
なんでもいいんですよ!例えば毎年冬に仲のいい人に会う。冬に旅行に行く。ウインタスポーツをする。
何をするのかは重要ではなく、冬に自分の楽しみにしている恒例行事をつくるんです。
そうすると、脳が上書きされて【冬=楽しい】になります。
人間の機能的な話でいうと、笑っている時や、やる気に満ち溢れている時に活発な自律神経。【交感神経】は寒い時期の方が高いといわれています。
むしろ冬の方が高いんです。
同じ理由で、代謝が高くなるので、ダイエットに適した季節だともいわれています。
本来、体はそういう状態なのですが、環境に影響されてしまう事で帳消しになってしまいます。
人間本当は冬の方が元気になるんですよ!あなたは寒くなったらどんな楽しいことをしますか?