皆さんこんにちは!サムライ整骨院の後藤です!ヽ(・∀・)ノ
私の肩書きの一つでもある『姿勢教育指導士』として、今日は姿勢についてのお話です。
いわゆる「悪い姿勢」というのは→『猫背』が、代表的ですが、では皆さん「猫背だなぁ~」と思うときどこを見ますか?
ほぼ99%は『背中』をみると思います。
ですが、実は猫背の原因は背中も重要なのですが、見逃されがちなのが「お腹・胸側」です。
実は、人間の体には沢山の筋肉がありますが、これらは各々の筋肉として存在しますが、11種類の『筋膜』と言われる膜によって連動して動いています。
そこで、一般の『猫背』を形成するのにとても重要な筋膜が2種類あります。それは・・・
『スーパーフィシャル・フロント・ライン(SFL)』(前側)
『スーパーフィシャル・バック・ライン(SBL)』(後側)
という2種類の筋膜経線というラインがあります。
この青く塗られている、筋肉・筋膜はどこが動いても全て連動して動いています。
そこで、SFLというお腹側(前側)の筋膜は『体を前に倒す』『体が後ろに倒れないように支える』という役割があります。
そして逆にSBLという背中側(後側)の筋膜は『体を後ろに反らす』『体が前に倒れないように支える』という、相対する作用を持ちます。
実はこのSFLとSBLの緊張・強度の『バランス』が良い姿勢を作るのにとても重要な役割をしています。
SFL(前側)が緊張や過度の強度を持つと体は前に倒れた状態になります。
逆にSBL(背中側)の緊張や過度の強度を持つと体は後ろに沿ってしまう状態になります。
また、前側の筋力を付けすぎたり、後ろ側の筋力を付けすぎたりすると、各々の方に体は引っ張られてしまう。という事です。
昨今では、「腰痛には腹筋が効果的!」とよく聞きますが、その為か腹筋のトレーニングは一生懸命やるが、背中側のトレーニングは全く・・・。という方がとても多く見られます。
そうなるとSFL(前側)の筋力・筋膜の緊張が強くなるため、比較的猫背になるやすくなってしまいます。
では、後ろ側を沢山鍛えればいいのか!という事になりがちですが、実はこの筋膜というのは、皮膚→筋膜→筋肉との間で『癒着』というものを起こします。
この癒着を取り除きながら、後ろを鍛えることが重要です。
だからと言って腹筋周りを全く鍛えない。という事にはなりません。
この前後の筋肉・筋膜のバランスが重要であり、筋膜の癒着が無い。とい
う事がとても重要なんです。
そんな筋膜の癒着ですが、ある程度はストレッチなどで緩和する事ができますが、根強い癒着に関しては特殊に施術を加える事の方がより効果的です。
そんな筋膜の癒着をリリース(解放)できるのが『グラストンテクニック』です。
このグラストンテクニックによって筋膜の癒着を取り、姿勢治しの体操やトレーニングで前と後ろのバランスを取るようにしてあげると、とてもキレイに姿勢が戻ってきます。
グラストンテクニックをご希望の方は、ぜひ当院にお問い合わせください。
では、皆さんの素晴らしい姿勢維持と健康維持をお祈りしておりますm(_ _)m
サムライ整骨院
札幌市中央区北1条西24丁目
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☎(011)621―2096