皆さんこんにちは!
サムライ整骨院の後藤です( ^ω^ )
今回は最近改めて感じた、治療家、医療者としての在り方について。
昨今、様々な施術方法が全世界中で開発され一生かけても学びきれないほどの種類の施術方法が誕生し、活躍してきています。
もちろんのこと、沢山の知識や技術を習得してクライアント様のお役に立てる手段手法をたくさん持つことは良いことだと思いますし、私も心がけているところです。
ですが、これって【治療家】として当たり前のことだと思うんです。
よく私も「どんな治療ですか?」と聞かれますが。正直答えにくいです。笑
様々な施術の良いどこ取りをしてごちゃ混ぜになってますし、クライアント様の状態を考えた時に最善だと思われるものを選択しているので、とても困ってしまいます(^◇^;)笑
一応今は【ボディートーク】がメインです。
とはお話しはするのですが、基本ごちゃ混ぜです。笑
知識や技術を学び、取得する。ということがどういうことなのか?
そしてそれって、
何のため?
誰のため?
ここが重要なんだと思うわけで、私は「良さそう」というものはとりあえず学んで取り入れてみます。
なので、資格や方法は問いません。
個人的には
【よくなってもらるんだったら何でもいいのでは?】
と思っています。
「この療法や知識、テクニックを学び習得したい!」
その矛先はどこなのでしょうか?
「これができる私になりたい!」
「これができたら凄いと言われそう」
「これができるって言いたい」
内心こんな気持ちがあるのでは?
いろんな知識や療法を学ぶ【目的】は一つだと思うんです。
それは
【クライアント様(患者様)によくなってもらいたい。その為に自分がどこまで深くお役に立てる人間になれるか?】
だと思うんです。
この【目的】をもって学ぼうと思えば、現代・西洋医学ももちろんですが、ヒーリングも、東洋医学でも、量子医学でも、遺伝子医学でも何でも興味を抱いて学ぶものではなのか?と思うんです。
完璧な医学なんて現在は存在しません。
あるのならとっくに病気や疾患全て悩む人なんて一人もいないはずです。
この【目的】があるのなら、新しいテクニックや知識を学び習得することは治療家にとっては【当たり前】。むしろ「治療家」として「医療者」として生きて行く以上、これは【責任】ではないかと思うんです。なので、別にこれができるからと自慢になることではないんだと思うんですね。
もちろん、努力されていることに関しては素晴らしい限りですが。
でも、もっと「治療家」や「医療者」に大切な事って・・・
【人間性】や【人間力】
だと思うんです。
人の「自然治癒力」のことを少しでも理解しているのであれば、このことはきっと気づくはずです。
いかに素晴らしい知識、療法を習得しているとしても、治療や施術は「人対人」との関わりです。
【信頼】がなければ治癒力は「半減」することに気付くはずです。
わたし的には【信頼7:技術・知識3】くらいの割合だと思っています。
もしかしたら【9:1】ではないか?とも思います。
技術や知識はあくまでツール(手段)にすぎません。
特に人の体を治癒に持っていく仕事ですから、お互いの【信頼】なくしては【治癒】は起きにくいものです。
【治癒】には【安心】【信頼】【癒し】が必要です。
「身を委ねる」「自分の身を預けることを許す」
ような姿勢がクライアント様にあるかどうか?もしくはそんな関係でいられているか?
ここはとっても重要なとこです。
【安心】して【信頼】しているから【癒される】
こんな状態で施術をする。受けてもらう。
【関係性】が重要なんだと思います。
なので、何の医学的知識が無いお母さんでも「お腹が痛い」という子供さんも【安心】できて【信頼】できて【癒される】、【お母さん】という関係性の人に、優しくお腹をさすってもらえていると、不思議とお腹の痛みが消え、そのうち寝てしまう。
なんて現象が起きるわけですね。
これも立派な治療であり、治癒なんです。
そんな【関係性】をクライアント様と治療家とが築くことが本当の治癒に向かう秘訣なんだと思います。
治療家に本来求められているのは
【人間としての寛大さ】
なのかもしれません。
かつて古代では人の病を癒し治療していた人たちは皆「宗教家」の人たちです。
お坊さんだったり、牧師さんだったり。
もともと治療家とはこのような「人の道を説く」人たちが行っていたのが
、治療の原点です。
それだけ、自分の過ちや悩みを何でも打ち明けられる存在の人が自然と治癒に向かわせる人になったのだと思います。
技術や知識を学ぶことは医療者として治療家として【責任】であって、当然のこと。
だがもっと真剣に学び、実践しなければいけないのは【人間力】
【人としての学び、人徳】
なんだと思います。
なので、私はクライアント様に敬語でお話しはさせていただきますが、あまり尊敬語ではお話しはしません。
「人類みな兄弟」ですから、友人のように家族のように迎え、お互い気を使わなくても良い関係であれるよう心掛けています。
これは私のエゴかもしれませんがね(^◇^;)笑
ただ何でも話せて分かち合える関係で、安心して身を任せていただける関係で、人間でありたいと思っているだけです。
これからの医療はこんなところが実は重要なんではないか?
と、ここ最近改めて感じた今日この頃です( ´ ▽ ` )ノ笑
今回は堅苦しいお話しでしたが・・・
当院のブログをご覧いただき、感謝いたします。