皆さんこんにちは!
サムライ整骨院の後藤です( ´ ▽ ` )ノ
今回はサムライ整骨院の。というか私自身のちょっとしたこだわりを。。。
一応私も【柔道整復師】という国家資格者です。。。
知りませんでした?笑
【柔道整復師】とは?
日本古来の柔道にある「殺法」と「活法」という柔術のうちの【活法】にあたります。
骨折や、脱臼、打ち身などの治療を柔道の師範の先生たちが道場の運営の傍、「ほねつぎ」として始まった業です。
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷という外傷に対しての治療を業とするものです。
なので、この5項目でしか「健康保険」は取り扱いできません。
たまに【肩凝ったから保険で揉んでくれ!】
という飛び込みの方もいらっしゃいますが(^◇^;)
ごめんなさい。【肩こり】で保険が効かないのは、私が悪いのではなく柔道整復師法でそうなっているので、無理ですm(_ _)m
【他では使えたぞ!?】なんておっしゃる方もいらっしゃいますが、それはおかしな話で、他がやっているからといって、私は引き受けませんので悪しからずm(_ _)m笑
ちょっと話が反れましたね。笑
そこでそんな柔道整復師として、他の代替療法とは異なって柔道整復師としての得意技があります。
それが【整復】【固定】です。
折れた、外れた骨を【整復】して【固定する】
もしくは肉離れや靭帯損傷などの部位を【固定する】
というのが、実は柔道整復師の本業はこういった治療です。
なので、マッサージを始め、慰安行為は柔道整復師の仕事ではありません。
※按摩・マッサージ師の方は慰安ではなく治療として行っています※
そこでやっと『私のちょっとしたこだわり』笑
この【固定】をできる限りしない。
正直、包帯は年に一回巻けばいいところです。
ホワイトテープ(ごく一般に見られる白いテーピング)も年に一回貼ればいいところです。
ましてやギプスなんて資格をとってから一回も巻いた事がありません。
まぁギプスの場合はそんな重症の方が来ないから。というものあるのですが。。。笑
とにかく私は【固定】をしません。
捻挫していようが、靭帯を損傷していようが。
基本、【固定】しません。
ほとんどキネシオテープで済ましてしまうか、もしくは何もしません。
いろいろ理由はあるのですが、一番は【固定する事のリスク】をさけるためです。
・拘縮を作って予後のリハビリをさせたくない。
(後の方が大変ですからね)
・血液・リンパ循環を妨げたくない
(組織の修復には血液が必要です。炎症していても血液は流すべき)
・皮膚の損傷を避けたい
(ギプスした事ある人ならわかりますが、表皮が腐りますよね。臭いでしょ?あれ。笑)
(炎症後の老廃物の除去がうまくいきにくい)
・治癒期間の間のQOL(生活の質)が一気に下がってしまう
(固定すると生活に制限が出ますからね)
・固定しなくても組織はちゃんと修復する事を知ってしまったから
(西洋医学的な方法ではないですが、固定しなくても比較的ほとんど修復します)
こんなような理由から、包帯もテーピングも、ましてやギプスを巻かなくなりました。笑
【柔道整復師は包帯巻けてなんぼじゃ!】的な教えを受けた事もありましたが、もちろん柔道整復師はそれが業ですから当然なのですが。
患者さんの事考えると「固定しなくてもいい方法」「必要最低限の固定」に抑えてあげる事。
これ、柔道整復師のネクストステップの考え方なんじゃないの?包帯にこだわる必要ってどこまであるの?という感じです。
正直私自身も4、5回ギプスを怪我ではめた事がありました。
感想・・・
苦痛。。。かゆい。。。臭い。。。時間の流れが果てしなく遅く感じる。。。
リハビリ大変。。。せっかく部活でつけた筋肉が骨皮筋衛門。。。
ギプスカッター怖い。。。しかも骨付かなかった。。。など
正直あまりいい記憶や体験がなかったんですね(^◇^;)
上手な先生がやってくれるととってもいいんですよ?
包帯で上半身包まれるととっても気持ちいですから( ´ ▽ ` )ノ
ぜひ試してみてください。笑
なので、ある程度の損傷なら全く固定がいらない方法を今密かに研究中です( ´ ▽ ` )ノ
ちなみに、私は【湿布】はゼーーーーーーーーーーーーッたいに使いません( ´ ▽ ` )ノ
なぜなら?・・・・
怒られそうなんで止めておきます・・・・。笑
知りたい方は当院までどうぞ。笑
といった、ちょっとしたこだわりをもっていつも施術させていただいておりますm(_ _)m
当院のブログをご覧いただき、感謝いたします。