皆さんこんにちは!
サムライ整骨院の後藤です( ´ ▽ ` )ノ
私の肉体的なフィジカルの施術をする際に、よく痛みがあるところと一見関係なさそうなところを重点的に施術する場合が多々あります。
そこでたまに言われてしまうんです。。。
「先生!あたしゃが痛いのはそこじゃないよ!」って。笑
たまに没頭してると説明するのを忘れます。。。笑
よく腰痛の人の施術に「足首」や「お腹」を使ったります。
肩が痛い人に「手首」や「指」「背中」「股関節」を使ったりします。
頭痛がある人に「足裏」を使ったりしますし、顎関節症の人に「殿部」を使ったりします。
なので、一見全く関係なさそうなところを使います。
どうしてって?
痛めた所というのは『他の組織の代償を負った結果、限界を迎えるから』です。
直接的にぶつけた。とかは別ですけどね。
基本的に慢性的に、いつの間にか、気づいたら。
という痛みはほどんどが『代償性』の痛みです。
この痛みが出ている組織が、一体どこの?なんの?代償を負った結果、痛みが出るほどにまでなってしまったのか?
というのを探る必要があります。
フィジカル的な施術をする場合は「構造力学」的な事を全体像で判断していきます。
筋肉、靭帯、関節、神経、相互関係。いろいろ考えます。
痛みのある所は神経痛でなければ、組織が痛んでいます。
そこばかり施術を加えていたら、もっと組織の損傷が大きくなります。
痛みのある所は、損傷した組織を回復させる程度でいいんです。
それより大切なのは、そこから自宅にお帰りになってからの日常生活で、またその痛みを出している組織が『代償』を負わなくてもいい状態でお帰りいただく事。
よく「一回で良くなるかい?」なんて飛び込みの方もいらっしゃいます。
はっきり言っておきます。基本不可能です。
一回で全快できるものなら、施術しなくても明日には良くなっています。
痛みを出さなければいけないくらい代償を負ってしまった組織は、いったいどこの?なんの?代償を追う必要があったのか?この代償を負わせた所で施術する事が、実は一番大切なんですよ。
探し出すのは難しいですけどね。
私も完璧には探しきれませんが( ´ ▽ ` )ノ
こういった事を考えても【ボディートークシステム】は、非常に洗練されたシステムです( ´ ▽ ` )ノ
【痛む所】=【原因箇所】では無い。という事です。
【原因箇所】(【代償箇所A】+【代償箇所B】)=【痛む所】です。
「テコの原理」と一緒です。
力点(原因箇所)のよりも作用点(痛む所)のほうが負担が大きい。
という事ですね。
さぁ、何か痛みを抱えている方。
あなたの【原因箇所】はいったいどこでしょう!?( ´ ▽ ` )ノ
見つけれなかったら、いつでもご来院ください( ´ ▽ ` )ノ笑
当院のブログをご覧いただき、感謝いたします。