皆さんこんにちは!
サムライ整骨院の後藤です( ^ω^ )
先日は柔道整復師会の学会に参加してきました!
今回の特別講演をされたのが、私の学生時代の『生理学』の講師を勤めてくださいました、札幌医科大学の【當瀬 規嗣】先生の講演でした。
ポイントは
【乳酸はエネルギー源であって、疲労物質ではない】
【アイシングは悪影響】
という2点。乳酸の話はだいぶ前から噂は聞いていたので、知っていましたが、私的には『先生!良くぞ言ってくれました!』
という話だったのが【アイシング(冷却)は悪影響】という事。
皆さん良く、運動のあとや、怪我をしてしまった時など良く『すぐに冷やしましょう!』と言われるのは聞いた事があると思います。
プロ野球の選手でも、試合後インタビューなどに答えている時に良く肩や肘をアイシングしているのを見た事があると思います。
『危ないな〜』と思いながら私も見ていましたが、ついに『生理学』の学会の中でも『アイシングは悪影響である』というのが正式に公表されているようです。
私が『アイシング』は悪影響を作る。と教わったのは自律神経、免疫学の『安保 徹 先生』でした。
アイシングは刺激になるので、交感神経が優位になり、免疫的に顆粒球というのが増殖する。
よって組織の貪食機能が更新してしまう為に、再生中の細胞までも貪食してしまい、結果再生不良を起こす。
というものでした。
『言われてみれば確かにな〜』という感じでしたね。
そして今回の當瀬先生のお話。
細胞を再生させる為に不可欠なのは【血液】
【血液】は皆さんもご存知の通り、冷やすと血行不良を起こします。
ではどうして『アイシングしましょう!』と言われるようになったのか?
そのキーとなったのが【炎症】です。
捻挫などした時に熱を持って腫れてくるアレですね。
【炎症は二次的損傷を引き起こすので、早めに消炎しましょう!】という理由なのですが、、、
この『二次的損傷』というのには特に根拠は無いそうです。
ここできっと皆さんも勘違えされてるかと思う事が、、、
【炎症は悪い事?】
ここは半々なのですが、悪い炎症は『長期続いている炎症』です。ここはアーシングなどの部分でご説明しましたね?
ですが、スポーツ後や、怪我をした時の【炎症】は止めてはいけないのです!!!
なぜなら『人間の機能に無駄な機能は一切無い!』ので、【炎症】は損傷した部位に新しい細胞を作り、再生させる為に多くの【血液】を運んでいる作業!
だからです!!!
せっかく再生する為の材料を運んでくれている炎症作用を、私たちは今までアイシングする事で【邪魔】をしていたわけですね。
そして、再生不良を起こさせます。
私は常々【アイシングよりもアーシング!】という言わせていただいているのは、そういう事です。
もちろん【アーシング】には消炎効果がありますが、怪我などの場合では必要最低限、損傷修復が円滑に行われる炎症反応に調整してくれます。
なので完全に炎症が消えるわけではなく、過度な炎症を引き起こさないように『電子の循環』によって、調整されます。
という事で、ようやくこのあたりの常識がヒックリかえってきました。
そして現在10年前まで常識とされてきた医学常識がどんどんどんどん覆っています。
今回當瀬先生もおっしゃっていましたが、ヘルニアや椎間板狭窄症などでの『腰痛』は『ストレス』によって起きていると、整形外科学会の方が言っていましたよ!と言ってくれていました。
はい、もちろんです。。。
という感じで、個人的にはとても良い講演でした( ^ω^ )
皆さんも【アイシング】せずに【アーシング】。
そして少々温めてあげている方が医学的データとしては良い結果が出ているそうですよ( ^ω^ )*筋肉痛などに関して*
ぜひお試しください( ^ω^ )
当院のブログをご覧いただき、感謝いたします!
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