皆さんこんにちは!
心と身体の自然治癒サポーター
サムライ整骨院の後藤です( ´ ▽ ` )ノ
さて、皆さんどこか『痛い』と思った時。
どのようにして治癒を促していますか?
きっとこんな風に思っている人は多いのではないでしょか?
『痛い』=『凝っている』=『揉むと良くなる』
大半の方がこのように思っていると思いますし、我々治療家もこのように思っている方は多いと思います。
それもそのはずです。
だいたいの治療系のセミナーで言われるのは、『痛みの出ている筋肉を緩める方法』という内容のテクニックがほとんどだからです。
『痛いところ』を揉むと。。。
もちろん一時的な緩和は見られます。
が、そこだけだときっとすぐに元に戻ってしまうでしょう。
一番やってはいけないのは、、、
『緩めてはいけないところを緩めてしまう事』
『痛い』=『凝っている』=『揉むと楽になる』の一般論が引き起こす典型的なミスです。
皆さんの中にもいらしゃると思いますが、『揉み返し』って出た事ありませんか?
『揉み返し』が出る要因の一つは
①『技術不足』
筋肉を緩める施術そのものが未熟で、緩めるどころか筋線維を過剰に痛めつけてしまう事で出る一種の筋挫傷です。ご家族に揉んでもらったら余計に痛くなった。なんてよくある話です。
②『神経緊張を考慮していない事』
筋肉が緊張を起こすのは基本的にはその筋肉を動かしている神経が過緊張を起こしています。
この緊張が【精神的ストレス】【筋性防御反応】として出ている場合は強い揉み返しを引き起こす可能性が大きいです。特に交通事故などでの【むち打ち損傷】を起こした場合が典型的なパターンです。
人間の体には『筋性防御』という機能があり、体の何かを守るためにあえて筋肉の緊張を起こさせている組織があり、そういった部位は過剰に『痛み』をもたせます。(これは外部からの刺激などに注意を払わせるためです)
この筋性防御を起こしている筋肉を揉んだり、引っ張ったりすると、強い外部刺激が入るため、余計に防御機能を発動させます。また筋肉の緊張は脳が基本的に制御しているので、過度に刺激を与えられると、一種のショック症状を引き起こします。
それが強いマッサージや、むち打ち損傷の際の首の牽引などで『吐き気』を起こす事です。
聞いた事ありませんか?結構いらっしゃいます。
『痛い』→『緩める・ほぐす』→『治る』
は大きな勘違いです。
これが適応されるのは一時的な【疲労】のみです。
なかなか難しところなのですが、、、
・緊張しているけどそのままにしておくところ。
・緊張できなくなっているからあえて緊張させるところ。
・緊張しているから緊張をとってあげるところ。
などを見極めて、施術も使い訳なければいけません。
絶対に緩めてはいけないところもあるのです。
この辺とっても大切なところで、筋性防御が出ている筋肉をマッサージのように揉み続けると、どんどん悪化していきます。
ここは治療家も陥りやすい罠なのですが、まずは神経系の安静が第一優先になります。
ざっくり大きくいうと『交感神経優位状態』。
緊張や興奮、活動を起こさせる自律神経で、この神経が高ぶると痛みに対して過敏になったり、炎症性の反応が出やすくなりますので、心を落ち着かせる事から始めるのがベターかと思います。
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なので、むち打ちのような強い筋性防御は実は・・・
『揉んではいけない!』
という事です。
また、筋肉の線維がやせ細ってしまって、硬くなっている筋肉は、緊張や凝りではなく、細く硬くなっている筋肉なので、こういった筋肉も揉むと筋線維が簡単に切れてしまい、筋力が低下してしまうため、悪化しやすいです。
『痛い』『凝っている』『張っている』=『揉む』『伸ばす』『緩める』は実はセオリーではないので、施術する側もされる側も気をつけなければいけないところですね。
こんな事をヒントにご自身の体のメンテナンスをしっかり考えてみてはいかがでしょうか?( ^ω^ )
という事で、本日も当ブログをご覧いただき、感謝いたします!
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